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2016年11月9日(水)
採点
2011年3月15日(火)

大きな地震でした。

まるで映画のセットのように家や車が津波で流されていく恐ろしい映像が何度も流れます。

両親の故郷の町は震度7、親戚たちの安否も分かりません。

私は自宅にいましたが揺れが随分長く、これが私の最期の記憶かもしれない・・・と思い始めた頃に弱まっていきました。

幸い次女はほどなく徒歩で帰宅、長女は学校から最寄のターミナル駅まで歩き、そこからバスで母の家に避難。夫は帰宅を諦め、食料を調達して会社におりました。

昨日から横浜でも停電や電車の運休で、生活が大きく変わりました。
電気が無ければ今の私たちの生活は全く成り立たないのですね。

会社や学校から灯りのともった家に帰り、家族や友人と温かい食卓を笑顔で囲む、そんな当たり前の日常がどれだけ多くの方々に支えられていたことか。

今、命がけで原発事故の被害を最小限に食い止めようしている方たちに尊敬と感謝の気持ちでいっぱいです。

それから、たくさんの被災者を救助している方たち、不眠不休の政治家etc.
危険をかえりみず仕事に当たられている方たちにも!

私も自分にできる事をやっていかなくでは。

被災された方たちが一刻も早く、穏やかでお幸せな時間を取り戻されますように心から祈ります。

2011年3月3日(木)
温庭均

京都大学の入学試験で不正があったと、連日ニュースで大きく取り上げられています。

入試の不正は珍しい話ではありません。以前読んだ本に、唐の天才詩人といわれた温庭均が科挙の試験中に隣の人の問題をやったという話がありましたが、千年以上前、大昔からカンニングってあったらしいです。

首尾よく合格しても、本来自分がいられるはずのない場所で始まる人生。
周りの人を欺いて学校に通い、難解な授業を受け、友達にばれないかびくびくして・・・そして、その先は?

そんな事をしている自分を好きになれるとは思えません。

誰もが幸せになりたいと願っています。学歴が欲しいのもその為。
でも、自分を嫌悪しながら幸せな人生を送るのは難しいでしょう。

勉強はもちろん大事だけれど、知識と心はどちらが欠けても前へ進めない両輪です。
真直ぐでひたむきな美しい心を失ってはいけない。

温庭均も幸せな人生ではなかったようですよ。

2011年2月26日(土)
初・弾き合わせ

早いもので、発表会まであと1ヶ月と少し。
一昨日、小学生たちが初めての出演者弾き合わせをしました。
ミニ・リハーサルです。

初出演の方々は
「弾き合わせってなんですか〜?」
と、どこかのどかな感じですが、経験者は
「ぎゃ〜!!もうそんな時期?!」
とみんな青くなっていました。

ごめんね。でも、もうそんな時期なんです・・。

一年ぶりに聴くお友達の演奏。
耳を傾ける子供達の真剣で燃えるような眼差しといったら!

初めて人前で演奏して、緊張して何が何だか分からなくなっちゃったり、お友達が上手すぎて気後れしちゃったり、間違えないように用心しすぎて元気がなくなっちゃったり・・、いろいろな事が起こりました。

でも、失敗したって・・いや、失敗した方がいいんです。たまには恥をかいて。

私は失敗した事がないっていう人がどこかにもしいたとしても、ちっとも自慢できる事じゃありません。大した事をやっていないから、失敗しないんです。

思い通りに行かなくて、悔し涙をながしている君たち。
課題が見つかって良かったんだよ。

自分自身が満足する結果を出す為に、どんな準備をしたらいいのかを、
ひとつひとつ学んで下さいね。

2011年2月8日(火)
オーラいっぱい高校生

2月に入り、もう2ヶ月足らずで新しい学年へ、という事で長女のクラスではクラス誌を作っています。
“クラスメートのアンケートによるランキング”というのを見せてもらったら、「オーラのある人・第1位」が長女だそうです。

さて、この長女を含む今年の発表会出演者の高校生4人。この方たち、そろいも揃ってすご〜いオーラを放っています。

女子校の生徒たちから“キング”と呼ばれてる人気者Y君、“近寄れないほど何もかも完璧すぎる”Kちゃん、そしてコンクールの審査員の間でも“あの上手な・・・”と有名なMちゃん。

本番の舞台で、どんな空気を作ってくれるか今からホントに楽しみ☆

ところで、長女はクラスアンケートの1位がこれだけじゃなくて、 「結婚が遅そう」なのも第1位だって・・・!

あれれ。

2011年1月29日(土)
理想のレッスン

NHKで放送されている“スーパーレッスン”。
昨夜は、ソプラノ歌手バーバラ・ボニーさんによるイギリス人のバリトンの方のレッスンでした。

歌のレッスンって難しいな、といつも思います。

音が出るところが他の楽器のように目に見えないから、説明がとっても感覚的にならざるを得なくて、例えば、「耳(目)から声を出して。
」とか「頭の後ろで空気をもう一度リサイクルして使って。」とか・・・、私もよく声楽の先生に言われたけれど、独特です。

バーバラー・ボニー先生は、知識と技術に裏打ちされた豊かな表現力で、溺れかけた人にロープや浮き袋やライフジャケットや・・・様々な道具をどっさり投げ込むように、次から次へと生徒さんに言葉をかけていきます。

先生にはこのバリトンの方が何を求めているのか、何が足りないかがはっきり見えています。

もう一度歌い始めると、袋小路に突き当たった暗闇から扉を開け放たれたかの様に、輝かしい声が出て、この生徒さんは「初めてこんな声が出た・・・。」と感極まって泣き出してしまいました。

バーバラー・ボニー先生の胸も露わなドレスに、最初は「わぁ!さすが声楽家、派手だ。目のやり場に困るな。」と思ってたのだけれど、だんだん先生のボディが美しく光り輝く楽器に見えて来ました。

音楽家で、全裸でレッスンするという方を私は数人知っていますが(変人・・・)、でもこの方なら素直にアリかも。

私はしませんよ。もちろん!

2011年1月17日(月)
素敵なプレゼント

先日、生徒さんご家族と一緒にお買い物に行って参りました。
私がお手伝いする買い物といえば・・・グランドピアノ.です。

同じ型の新品のピアノでも、一台一台随分違うものです。
グランドピアノになると、品質のチェックが厳しいので明らかな欠陥はありませんが、個性が違うのです。
頼れるパートナーのように、自分の良さを引き出してくれる相性バッチリのピアノにめぐり合うと、毎日の練習がどんどん洗練されていきます。

選定の為にヤマハで用意していただいた3台のピアノはどれも見事なピアノでしたので、
最後まで迷いましたが、いろいろな曲を弾いたり、聴いたり・・・最終的には全員の意見が一致して納得の一台を選べました。
ご自宅の防音室にこのピアノが入る日が待ち遠しい事でしょう。

たとえ、ささやかな日用品であっても、美しく上質な物は、使うたびに輝きを増し、私たちを幸せな気持ちにさせてくれます。

ましてや、素晴らしい才能を持つ若いピアニストが納得の楽器と環境を手に入れたら、これからの生活にどれほどの充実感があるでしょう!

ご両親からの何よりのプレゼントだと思います。

2011年1月11日(火)
乾燥注意

私の家では地下室にピアノを置いているのですが、調律師の土屋さんに“これだけは絶対気を付けて欲しい!”と言われているのが湿度の管理です。

日本は湿度が高いので、なるべく50%前後に保てる様に湿度計をピアノの上に置いてチェックしながら、基本的にはずっと除湿機をかけっぱなしです。

湿度が高いとカビが生えたり、鍵盤の動きが悪くなったり、また湿度の変化が大きいと、音がすぐ狂ったり、木が割れたり、・・・。
楽器はデリケートなのです。

普段は一晩中除湿機をかけても50%を切る事はあまりないのですが、この時期本当に空気が乾燥していて、何もしなくても毎日40%です。

昨日の朝、家の前の公園の方から真っ黒な煙がすごい勢いで上がっていて、
「餅つき大会の予行練習にしては、かまどの火が燃えすぎ・・?」
と思ったら、消防車が何台も出て、上空にはヘリコプターがぐるぐる回る程の
大火事でした。

家が2軒、全焼です。

怖いですね・・・火の用心!

2011年1月3日(月)
2011年 START !

明けましておめでとうございます。
暖かい日差しの穏やかなお正月です。

昨年は私にとって本当に素晴らしい年でした。

忘れられない時間があり、大好きな人たちからこれ以上望めない程の優しい言葉を頂きました。
大晦日にはこの一年を象徴するように、天使のような方がいらして日本クラシック音楽コンクール全国第3位受賞曲を演奏して下さり、充実したレッスンになりました。

もう一度2010年を繰り返しても良いのですが・・・、新しい年の幕開けです。

今年もどんな素晴らしい事に出会うでしょう!

日々の鍛錬を怠らず、心身共に研ぎ澄まし、また一歩ずつ進んでいきたいと思います。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

2010年12月21日(火)
クリスマス・シーズン!
週末、家族揃って、デュトワ指揮、エラールピアノのN響演奏会をみなとみらいホールに聴きに行きました。
曲目はラヴェルのピアノ協奏曲です。

次女は、車に乗ると目的地に着くまでエンドレスで聴いているほど、この曲が大好きなのですが、私の持っているCDはサンソン・フランソワのピアノの物凄い迫力に、オケがたじたじとなってしまっていて、「リズムが遅れる・・。」とずっと不満があったようです。

「完璧な生演奏を聴きたい。」という次女の難しい希望をデュトワ、エラール、二人の素敵なフランスのおじさまと、テクニック抜群のN響が叶えてくれました!

曲はラヴェルだから物凄く精緻に出来ていて、丁寧に几帳面に演奏しているのだけど、四角四面じゃない、にじみ出てくるようなフランス人のエスプリ。
指揮しながら、時々ポケットに手を入れて、ちょいワルオヤジ?!
大人の色気が漂う・・・!素敵です。
2010年12月2日(木)
算数とピアノ

冬は勉強したり本を読んだり、少しでも時間が空くと子供たちは炬燵に入りにきます。
長女が試験勉強をしている隣で、次女もドリルをやっています。

次女は一緒に本屋に行くと、これとこれと・・といつも5冊から10冊ぐらい、いろいろな教科(特に算数)のドリルを自分で選び、家に帰ると1日で全部に目を通して、分からないところは後日、じっくりやるのです。
何時間もやってよく飽きないなと思いますが、考える事が好きなのでしょう。

「あっ、そうか・・、フィボナッチか。」
とつぶやきながら解いている問題をチラッと見たら、灘中学入試問題だって。

私が最近読んだ、栗田哲也著の「数学に感動する脳をつくる」には、ピアノや囲碁、将棋をやってる子は数学が得意と書いてあって、沖方丁の「天地明察」の主人公渋川春海は碁打で算術の達人です。

次女はピアノと将棋が好きだから数が面白いのかしら?
でも、私はピアノは好きだけど、数学は大の苦手・・。

逆、必ずしも真ならずですね。

2010年11月25日(木)
手塚雄二展

何かに出会った時、気が付くと周囲の物音が消えて、ただその美しさにつかまれる瞬間があります。

永遠に、その一瞬を、音楽家なら音にしたい。
そして、画家なら絵に・・・。

今横浜そごう美術館で個展が開かれている日本画家の手塚雄二画伯の絵は、まさにそれです。
絵を前にすると、まるで自分の記憶の中の場所に立っているかのように、雨や雪の匂いがして、音楽が聞こえてきます。

あまりに素晴らしかったので先日、娘たちも連れて行きました。

日本画は金やプラチナの箔や、美しい半貴石を砕いて作る岩絵の具を使うので、実物を近くで見ると隅々までキラキラと輝いているのが分かります。

娘たちも好きな絵の前で立ち止まったり、わぁ〜と小さな歓声をあげて喜んでいました。次女は学校代表に選ばれたりと、少し絵に興味があるみたいだから、(恐れ多くも)参考になったかしら?

いつもシーレのように暗い絵ばかり描いている新進気鋭の私の友人の日本画家も、こんな美しい風景画を描いてくれればいいのに・・・!


2010年11月8日(月)
語学力

長女が買ってきた本の中に懐かしいタイトルを見つけました。
デカルトの方法序説。
「良識はこの世で最も公平に配分されたものである。云々・・」
私も高校生の時に暗唱していたように思います。

「デカルトはスウェーデン女王のお気に入りだったんだよ。」
とひとしきり薀蓄を語ってくれて、さすが世界史オタク!と感心したのだけれど、この本を読むにはまだまだ知識不足で、図書館に通わなければと嬉しそうに話していました。


この子も随分大きくなったんだ・・。

最近の彼女の英語の勉強は、リンカーンのゲティスバーグ演説の暗唱、キング牧師、ケネディ大統領の演説を読み、今度はこのデカルト。

比喩や史実の引用もあり、どれも日本語で読んでも難解です。

英語を学ぶ為にはまず、母国語である日本語、それから歴史や文学の様々な知識が必要なのだという事が本当によく分かります。

2010年11月3日(水)
山手の丘音楽コンクール

今日、フェリス140周年記念行事「山手の丘音楽コンクール」ピアノ部門全国本選がフェリス大学で行われました。

全国からたった8人選ばれた高校生の中に門下生のまきこちゃんが入るという快挙!

実力ももちろんだけど、これだけ狭き門になると物凄く強い運も必要です。

音楽学校に通っている出場者が多い中、彼女は進学校に通い、放課後は塾や部活の普通の高校生。忙しい中、勉強、スポーツ、ピアノを両立して立派に演奏してくれました☆

今回は久しぶりに自分で納得のいく演奏になったという言葉を本人から聞けたことが何より嬉しい事です。

去年の夏から3人の門下生が続けてコンクールの全国本選に進みました。
狭いレッスン室から出て、日本中から集まった素晴らしい才能とその中の一人としての門下生の演奏を聴く・・・その瞬間にいろいろな事が見えてきます。

この日々の経験を糧にして、いつか日本を越えて世界とつながりたい。
それが私の夢です。

2010年10月26日(火)
マスタークラス

父のお墓参りから始まって、長女の高校の懇談会、門下生Yくんの文化祭、
フランク・ウィボウ先生のマスタークラス・・・と続けて湘南方面に通っています。


海があって緑も多くて、東京方面へ向かうよりも何だか疲れません。

何を書こうか・・・と迷ってしまうくらい、それぞれの場で本当に素敵な出会いがあって、最高の1週間でした☆

昨日は来日中のフランク先生にラフマニノフのファンタジーをレッスンして頂く為に、西鎌倉のK先生のお宅に伺いました。

ラフマニノフは得意中の得意というフランク先生に、これぞラフマニノフ!という弾き方を伝授していただき、とても勉強になりました。
ファンタジーは弾けば弾くほどいい曲!いつかコンサートでご披露したいです。

このマスタークラスは、学生や演奏会を控えたピアニストが中心に参加しているのですが、私たちの前のレッスンでは、レッスン室を提供して下さったK先生がブラームスのヘンデルバリエーションを演奏されました。

ピアノの先生の中で重鎮といってもいい立派な実績をお持ちの年配の先生が、まるで学生のように生き生きと楽しそうにレッスンに臨んでいらっしゃいました。演奏はよく練られていて素晴らしく、そして、その向上心がなんて尊いのだろうかと感激しました。

私も、これから何十年か後になっても、この方のようにありたい・・・。

2010年10月14日(木)
武勇伝

先週、雨の鎌倉で父の3回忌がありました。

以前から「ご家族と一緒にお食事をしたい。」とおっしゃって下さっていた父の会社の方々と、お墓参りをして、目の前いっぱいに海が広がるレストランでお食事をしました。


父の葬儀の時には、結婚式の2次会でもここまで言うかな・・と思うくらい、皆さん面白いお話をなさっておられましたが、まだまだ終わりではないようで、“しみじみと故人を偲ぶ”というというより、“故人について語り足りない!”という意気込みの楽しい食事になりました。

たくさんお話を伺ったのですが、ひとつご紹介すると・・・

放送は秒単位の仕事なので、みんな熱くなって殴り合いになる事も日常茶飯事だったそうですが、ある時、階段から父と上司の方が取っ組み合いになりながらガラガラと落ちてきて、父は柔道の絞め技をかけながら「コイツ、落としてもいいですか?」って聞いてきたそうです。

あ〜上司の方、ごめんなさい。。今の時代ならありえないですね。

まるで、梁山泊!

2010年10月8日(金)

今年のノーベル化学賞を日本人の博士が受賞されました。

そのうちのお一人が長女の高校のご出身という事で、昨日学校は早朝からTVや新聞の取材や校長先生のお話やらで、祝賀ムードいっぱいだったそうです。


ノーベル賞のように、自分の仕事が人類の幸福に貢献したという証を世界中の人たちに認められるなんて、本当に素晴らしい事だと思います。

今、難関大学合格がすべての評価を決めてしまうかのように必死に勉強している高校生たちが、自分の歩く道の先に、こんな輝かしい先輩の後姿を見たら、心の中にしまってある大きな夢がどんなにリアリティを持ってくる事でしょう!

夢を持っていたい、そして夢は叶うと信じたいと思います。

2010年9月24日(金)
最後の文化祭へ

先日は高校2年生の門下生H君のピアノを聴きにサレジオ学院の文化祭に行きました。

中学一年の時から、定点観測のように毎年同じ場所で演奏を聴き、一人の少年のダイナミックな成長を目の当たりにした事は、私にとって得がたい経験になりました。

最初は、私が行くと、何となくもじもじしていた彼が、そのうちに校内を案内してくれるようになり、声をかけられる友達の数が増え、実行委員長を務めた今回は、演奏が終わった彼の周りに挨拶の順番を待つ人たちが集まっていました。


H君のお母様は記憶力抜群で、私が10年以上も前に言った言葉もよく覚えていて下さいます。
そして、今になってようやくその意味が分かりますとおっしゃって下さいました。

本当にピアノの生徒さんとそのご家族とは長いお付き合いですね。
山あり谷あり・・、いろいろな事がありますが、彼の立派な姿を見ていると、様々な努力が実を結んだと喜んでいいのではないかしら・・と思います。

ピアノは、もちろん素晴らしかったです!
往年の大ピアニストが弾いている様な風格がありました。
何故だろう・・自信の表れかな?

お客さん、熱狂していましたよ☆

2010年9月20日(月)
体育祭

晴天の休日、長女の高校の体育祭に行きました。

短時間で足が真っ赤になるほど、すごい日差し。

そして、照りつける太陽に負けない位の生徒たちの熱気でした!

応援合戦では、8組に分かれたグループがそれぞれ15分程度の出し物をするのですが、3階建ての家くらいある台車が付いたセットを使い、(これがさらに2つに分かれたり、中から人がでてきたり・・・)様々なコスチュームを身に着けて踊ります。

後ろの大きな板にはそれぞれのチームの絵が描かれています。これも巨大。


私も高校の時に応援団長だったから分かるけれど、こんなに大掛かりだと
どれだけ準備が大変か!
そもそも、こんなに大きいものを8セットも、どこに置いて作業してたんだろう?

文化祭が驚くほど短期間の準備で出来たのも、この体育祭のノウハウがあったからかと納得しました。

恐るべし、高校生パワー。

2010年9月13日(月)
夏休み終了

朝晩少し涼しくなり、久しぶりにエアコンなしで眠れるようになりました。
長い夏もようやく終わろうとしています。

この猛暑の夏休み、いろいろな方が私のもとを訪れ、
夏バテも一瞬で吹っ飛ぶようなピアノを弾き、輝くような笑顔を見せてくれました。

時間が止まって欲しい・・彼らと一緒にいると、よくそう思います。
きっと、私だけではなく周りの仲間たちからも認められているのでしょうね。

私が、彼らの成長を助ける事が出来ていたとしたら、幸せな事ですが・・・!


2010年8月28日(土)
心に染み入る演奏をありがとう!

今年、第4回を迎える横浜国際音楽コンクールは、札幌、名古屋、神戸、そして横浜の四都市で予選が行われ、審査員はパリのエコールノルマルの教授が中心の、国際色豊かな全国コンクールです。

昨日、本選が鎌倉芸術館で行われました。


演奏は自由曲なので、選曲が面白く、また、なんとなくお国柄が出ていて・・、
例えば札幌の子はどっしりと落ち着き、名古屋の子はとっても上質でお洒落、
神戸の子はちょっと派手・・。

さすが本選、皆さんとてもお上手でした。

そして、門下生の諭次郎くんが審査員特別賞を受賞☆

この小さな体のどこに、これほどの強い意志と、香るような艶が隠されているのでしょう・・・。
最初はハラハラしながら聴いていましたが、いつの間にかいろいろな心配事は遠く去って、ただ彼の音楽に引き込まれて行きました。


この夏は、ピティナピアノコンペティションでも優秀賞を獲得、東日本本選の2週間後に別の曲を用意してこちらの予選に臨みました。
ひとつのコンクールを受けるのでも本当に大変なのに・・・そのバイタリティに脱帽です。

良い夏休みになりましたね。おめでとう!

目を細めて聴いていらしたおばあちゃま方にも、たくさんお祝いしてもらってね☆

2010年8月19日(木)
ピアノ解体ショー


今年の夏は本当に暑いですね!

モグラのように日中は地下室から出られません・・・。

ところで、今日はヤマハ上大岡店で、ピアノのアクションを製作するイベントがありました。
mm単位のとっても細かい作業で、ピアノの鍵盤を叩いてから音が出るまでの部品を組み立てていきます。

レッスンをしていると、時々、ピアノの鍵盤を押す事を、“スイッチを押す”感覚と同じようにとらえているのでは、と感じる事があります。

鍵盤を叩くと、てこの原理でハンマーが跳ね上がり、弦を叩いて音が出るわけですが、鍵盤とハンマーはつながっていません。
例えば、弱い音を出そうとしてゆっくり鍵盤を押すと音が出ないのはこのためです。

ピアノのアクションの原理を理解して演奏の技術に活かす事は、絶対に不可欠です。

参加した生徒たちにとって、良い夏休みの経験になりました☆

2010年7月23日(金)
読書の習慣

次女の小学校の話をもうひとつ。
先日、クラスの懇談会で、授業参観の後、先生を囲んで、保護者一人ずつのスピーチがありました。

その中でほとんどのお母様が口々におっしゃっていたのは、「子供が読書をしない。もっと本を読んでもらいたい。」という事でした。

「漫画でもいいんでしょうか・・?」
との質問に、
「漫画でも良いから活字に親しんで下さい。」
と先生がお答えになると、あちこちから安堵の声が起こってちょっとびっくりしました。

子供に読書の習慣を付けるにはどうしたら良いか?

懇談会の場で先生は何もおっしゃらなかったし、私も言えませんでした。
よく存じ上げない方々に失礼な事かも知れないので・・。

両親が読書を楽しみ、むさぼるように本を読んでいれば、黙っていてもその姿を毎日見ている子供は本に手を伸ばします。

小学生には、子供たちの好奇心を満足させる自然の不思議がいっぱいのノンフィクションや、友情や冒険を通して主人公が成長していく物語など、ずっと昔からある名作といわれている本が良いですね。

たくさん用意します。

少し難しそうなら、興味を引くように簡単なあらすじを教えてあげてもいいかもしれません。

猟奇的、刹那的、虚無的、性的なものはダメです。
今流行のベストセラーなどは、親が与えるべきではない本も多いのでは。
もっと大きくなってから読めばいいと思います。

テレビを消して、机を綺麗に拭いて、美味しいアイスティーを片手に本を読んでいれば、いつの間にか隣に読書に没頭している子がいるはず!

まず、これが最初の一歩です。

2010年7月21日(水)
楽しい漢字練習

学校はそろそろ夏休みです。
子供たちは、1学期の間にやったいろいろな課題を持ち帰ります。

計算や漢字のプリントがどっさり。
小学校2年生の次女は、“脱・ゆとり教育”世代だからでしょうか、長女の頃とは比べ物にならないくらい、格段に量が増えました。


「学校でどんな事をやったのかな?」と見てみると・・・
漢字を使って文章を作るという課題では、なぜか烏(からす)が頻繁に出て来て

“園”を使って・・・「動物園に烏がいます。」
“弟”を使って・・・「弟が烏龍茶を買いました。」

“岩”を使って・・・「岩の上に烏が止まっています。」
“海”を使って・・・「海藻のある海の海岸に烏がとまっています。」
“通”を使って・・・「通学路に烏がいます。」
“考”を使って・・・「烏のことを考えた。」    他、多数・・・


そういえば、昨年は、将棋に凝っていて
“車“を使って・・「飛車で角をとる。」
“玉“を使って・・「玉(ぎょく)で王手をする。」なんて書いていました。

次は何を思いつくやら・・・!

2010年7月13日(火)
思いがけない・・再会!

今日は5年ぶりに人間ドックへ行ってきました。

私の健康を心配してくれる家族に、半強制的に・・。
いや、ありがたいと思っています・・・。もちろん。


前回と違う検査がいくつか増えて、痛かったり苦しい事といったら・・、
これは軽めの拷問?

やっと検査が全部終わって、医師の話を聞くために診療室に入ったら、何とそこに中高時代のクラスメートが座っていました!


中高の先生方が、「世界中、どこへ行ってもやって行けるように、女性は手に職を持たなければいけません。」と、よく私たちにおっしゃっていたせいでしょうか、同級生には女医さんが何十人もいます。

ですから、いろいろな病院で、その彼女は、よく昔の同級生に会うそうです。

知り合いを見つけると、周りの目を気にせず大騒ぎをするのが、女子高出身者の特徴ですが、彼女のあだ名を病院で叫ぶと、たいてい回りがギクッとして静まり返るそうです。
「まったく、参っちゃうよ・・。」
と、こぼしていたのを以前、私も聞いたはずなのに・・。

学生の皆さん、友達にあだ名を付ける時は気を付けましょうね〜。
一生、その名前で呼ぶ事を考えましょう。

私も、思わず診療室で叫んでしまいました。

「コレラ〜!!」

2010年6月22日(火)
なかなかやるな・・!

週末、長女の高校の文化祭に行ってきました。

お客さんがたくさん!

ちゃんとホルンを吹いてるかな〜?と吹奏楽のコンサートへ向かったのですが、開演1時間前から長蛇の列で、広い音楽ホールは通路まで立ち見で身動きも出来ないほど、ぎっしりです。


バルトークからディープパープルまで、1曲ずつ編成が変わり、合唱ありダンスありの凝ったプログラム。
ソロをとった演奏者達もかなり上手で聴き応えがありました。

みんなきびきびと動きが良くて万事そつがなく、MCも達者で、長女に見せてもらった部員用のスケジュール通り、1分と違わず進行していました!

他にも、ステージ、展示、模擬店も多く、美術部では七宝焼き作りも体験させてもらい、チビちゃんも大満足。

5月の連休明けくらいから2ヶ月足らずの準備で、こんなに大きなイベントを成功させるなんて・・・ホント驚きです。

私の中高の頃を振り返ると、夏休み中を文化祭の準備に当てながら大したパフォーマンスが出来なかったような・・。
高校生だけというのは、ちょっと違いますね。

「クラスメートは中学の時に生徒会長かクラブの部長で、成績は学年トップだったという人ばっかり。」
と長女が話していたけれど・・なるほど、個々の持つ能力とパワーなのかな。

2010年6月13日(日)
重い・・・文集

この1ヶ月間は、発表会の感想文集作りに没頭していました。

今回の発表会についてのご感想やエピソードなど、出演者とご家族が、本当に感動的な文を書いて下さって・・・!

演奏を近くで聴き、いつも様々な事を話し合っている私にとって、皆さんの言いたい事はとても良く理解できるし、一言一言がずっしりと重く、心に響いて来ます。

そして・・・やはり、あれだけの完成された、独創的なピアノで、みんなを感動のあまり泣かせてしまう演奏をする人たちは、その心の中から普通の人とは違うんですね。

何か特別な・・キラキラ美しくて、感じやすくて、でも、とても強靭なもので出来ているようです。

門下生の皆さん、来週、感想文集をお渡しします。
どうぞ、お楽しみに!

2010年5月22日(土)
富士子先生のリサイタル

昨夜は私が高校生の時からのピアノの先生、山田富士子先生のリサイタルでした。
曲目はベートーヴェンのバガテルとソナタOp.110、フランクのコラールとフーガ、サン・サーンスのエチュードです

とてもストイックで理性的な演奏に、深い精神性を感じました。

紀尾井ホールの上質で落ち着いた雰囲気と相まって
、まるで、例えば・・・ヨーロッパの聖地にある修道院を訪れたような、そんな宗教的な厳かさを感じました。

(村上春樹の「雨天炎天」を読みたくなりました・・・)

ピアニストが、自分の世界観をどんな風に表現していくか・・、それは人によって全く違っています。
点数を付けるものではないし、どれが優れているか基準は無いと思います。

でも、その表現においてテクニックは本当に重要だと感じました。

先生は来年古稀を迎えられますが、安定感のあるテクニックで衰えを全く感じさせませんでした。
70歳というと普通は記憶力や運動神経が悪くなるものではないでしょうか・・・。

素晴らしい鍛錬だと思います。

私も自分の表現したい事が、聴いて下さる方に伝わるように、技術を磨かなくてはいけませんね!

2010年5月20日(木)
数字オタクの次女。

うちのチビちゃんが新しい曲を譜読みしていると、初めて32分音符が出てきました。

音符は、おたまじゃくしのしっぽの先についている旗が、1本だと8分音符、2本だと16分音符、3本だと32分音符・・という決まりになっています。

生徒さんには、だいたい16分音符までは教えてあげるけど、その先は、
「2,4,8,16・・・の次は、なんだと思う?」
って聞いて考えてもらいます。

チビちゃんにも聞いてみたら、たちどころに分かったので驚いたら、

「音符は累乗でしょ。」
だって・・。

簡潔は説明だな〜!

そのあと、2の累乗を2の10乗まで暗唱してくれました。

どうやら長女がいろいろ教えているようです。
良い“家庭教師”ですね。

2010年5月6日(木)
フランク教授来日!

連休中に鎌倉まで、イギリス王立音楽院のフランク教授のレッスンを受けてきました。
アイスランドの火山噴火で飛行機が飛ぶかどうか心配でしたが、無事に来日され、以前よりも若々しいご様子で、エネルギッシュなレッスンをして頂きました。

今回は初めて長女も演奏を聴いて頂くという事で、
「そんなえらい先生のレッスンなんて。何だか怖い・・。」
と、とても緊張していましたが、ユーモアたっぷりの先生のお話に、笑いの絶えないレッスンになりました。

演奏について学ぶところが多いのはもちろんですが、他にも、レッスンはすべて英語でしたので、知的で洗練されたコミュニケーションに何が必要か、長女も感じる所があったのではと思います。
(これからは、もう少し真剣に勉強してくれるかも・・)

レッスンが終わってから4人でお茶をしながら、先日の発表会の話をすると、今度は是非、私たちの門下生の演奏を聴きたいとおっしゃって下さいました!

日本にいながら、オーディションなしで、世界最高レベルのレッスンが受けられます!
ありがたいお話です☆

フレーム
2010年5月2日(日)
リフレッシュ!

新緑の美しい季節です。

久しぶりにチビちゃんの通うテニスクラブまで散歩。

音楽を聴きながら、緑の中を歩くと本当に清々しいですね。
テニスコートの周りはつつじが満開。

気持ちがいい・・・。

2010年4月29日(木)
発表会、お疲れ様でした♪そして、どうもありがとうございます!
日曜日、発表会が無事に終了しました。

久しぶりに神奈川県民ホールで行いましたが、普段は白いパネルで隠してある舞台上のパイプオルガンを見せると地味な印象が一転、花も飾ってとても華やかな雰囲気になりました。

何年かぶりに天気にも恵まれて、欠席者も無く、時間通りに進行して、
「これは、奇跡だ!」とスタッフたちは安堵感で一杯。

実は定時で終わるか五分五分で、もし時間が押していたら、先生の演奏と挨拶はカットという予定でした・・。

生徒さんみんな、しっかり弾けていて、お客様は驚いていらっしゃいました。
小学校3年生までの第一部から
「発表会ではなく演奏会のようですね!」
と言われたのは初めてです。

毎日、本番の録音を聴いていますが、本当に心のこもった良い演奏だと思います☆
思い通りにいかなくて落ち込んでいた方たちも、そんなにがっかりしないで。
とても良かったです。私には、充分。

早く生徒さん方にお会いして、ゆっくり話したいな・・。
でも、ちょっとみんなもバテてるかな?
2010年4月22日(木)
睡眠と覚醒の間

長女の新しい高校生活も3週間余りが過ぎました。

お友達もたくさん出来て、体験入部でずっとやりたかった楽器を教えてもらい、大きな図書館に毎日通っています。
初レポートも、受験で使ったセンター試験対策用の参考書のお陰で書けたし、新入生テストは満点。
風邪も引かず、これ以上ないすべり出しです。

さて、肝心の授業ですが、少し難しいけれど面白いものと、そうでもないものがあるようで、そういう時は、
「目は開けているけれども、思考停止状態」にあるそうです。

彼女によると、「思考停止状態」も3段階に分かれていて・・・、キーワードが聞こえるとすぐにONになったり、授業の内容を追いつつも全く別の作業に集中したり、目だけ開けていて頭だけ睡眠状態にしたり・・・。

ホントに、そんな事が出来るの・・・?

じゃあ、私の説教を聞く時の、あの何ともいえない虚ろな目は・・・・寝ていたのか!

2010年4月14日(水)
リハーサル!

週末、ヤマハのサロンでリハーサルを行いました。

何と言ってもコンサートグランドピアノ(CFV)が素晴らしく、みんな弾きやすい、音が綺麗、と大絶賛でした。


子供たちも
「うちもあのピアノだったらいいのに〜。」
って・・・。
ちょっと待ってよ!

あと2週間ですが、課題山積です。
もちろん私も含めて。

録画したビデオを、楽譜と首っ引きでチェックして
二晩。


もっと完璧を目指したい。


この時期、少々無理しても、やる価値はあります。

2010年4月4日(日)
翻訳本は・・・。

「超訳・ニーチェの言葉」がベストセラーになっています。
本屋さんに行くと分厚い黒い表紙の本が山積みです。

中学の時に大好きだったニーチェ。

「おお懐かしの・・・!周りの者を挑発する、攻撃的で、狂犬のような・・・。」
と、手に取ってみたら、まあ、これが同じ人の言葉かというほど柔らかというか、余裕のある大人・・!


指揮者フルトベングラーの著書「音と言葉」にもニーチェについての記述がありますが、最初、ワーグナーを神のように崇めていたニーチェが、その一方的な関係から、だんだん“可愛さ余って憎さ百倍”と言わんばかりに徹底的に批判に回る様子が書かれています。

こちらは子供じみている・・。

本当はどんな人物だったのかは、ドイツ語の原書を読まないとわからないのかも知れません。

長女が今月からドイツ語を始めると意気込んでいるので、いつか真実を教えてもらえるかな。

2010年2月26日(金)
ようやく・・。

1月の半ばから始まった長女の高校受験がようやく終了です。

受験は周りから見ると大変そうですが、初めて自分で学校を選べると、本人は楽しんで勉強に取り組んでいました。


雑学の寄せ集めだった知識を体系的に整理して、今まで知らなかった分野にも新たな興味を
持てた事は、受験勉強の大きな成果だったといえるでしょう。

試験が終わるとすぐにイスラム史や十字軍についての文献を集め、夢中で読みふけっています。試験の為に何回か休んでしまった英語の平岡塾にもようやく行けると楽しそうに出かけていきました。

学ぶ事が好きで堪らないといった感じの長女です。

ただ・・・今回、他校の面接等で中学での病欠の多さについて厳しく聞かれ、結局“文武両道”をモットーに掲げる学校に入学が決まったという事実は、長女自身に今のままでは何か足りないと示唆しているように私は感じます。

つまり、若者は、勉強も運動もバランスよく両立させなければならないのを忘れていないか?!という事。

亡くなった父の口癖を思い出します。

「勉強ばっかりしちゃだめだよ。身体を鍛えなさい。」

きっと長女にもそう言うでしょう。

2010年2月14日(日)
やっぱりアンサンブルって楽しい!

昨日はとっても寒い雪の一日でしたが、イギリスのロイヤルフィルのトランペット奏者ジョセフさんとHOT!なアンサンブル♪
パーセル2曲をオルガン伴奏で、メンデルスゾーンをピアノ伴奏で演奏しました。
柔らかく厳かなトランペットの音色にお客様皆さん(もちろん私も)酔いしれました。

全然知らない外国の方なのに、一緒に演奏していくうちにお互いのパーソナリティをたちまち理解し合えてしまうのが、音楽の不思議なところですね。

伴奏もFantastic!と喜んでいただき、ほっと一安心です。

2010年1月19日(火)
やっと・・!

私が風邪を引いた為、先月からずっと延期になっていたピアノの選定をしに、静岡県の掛川に行きました。
ヤマハS400は、1台ずつ違う技術者による手作りピアノで、
3台用意していただいたのですがそれぞれ全く違う響き。
私のイメージする音にぴったりの1台を選びました☆
めでたしめでたし・・!

楽しみにしている生徒の皆さんにきっと気に入っていただけると思います。

2010年1月11日(月)
成人式

今日は振袖姿の若い女性を大勢見かけました。
成人式なんですね。

モノトーンの重たいコート姿の人並みの中で、鮮やかな花が咲いたようです。

嬉しそうな、ちょっと心配そうな表情で、これから成人式の会場に向かうのでしょうか・・?

私が20歳の時、成人式には行きませんでした。
アマチュアオーケストラとの初めての共演を1週間後に控え、少しでも長く練習時間を取りたくて、振袖を着て家の前でさっと写真を撮っただけ。

その頃はたとえ演奏が上手くいっても常に不満が残り、誰と過ごしても物足りなかったのを覚えています。

今は違います。
毎日が充実していて、幸せを感じます。

現在の私を支えてくれる、大切なたくさんの人たちに、20歳の頃の私はまだ出会っていませんでした。

若い方々―満ち足りている人にも、不安で一杯の人にも、きっと素晴らしい未来が開けますように!

2010年1月3日(日)
新年!!

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

お雑煮を頂いて、百人一首をして、我が家は
穏やかなお正月です。

今年のニューイヤーコンサートはフランスのプレートルさんの指揮。
ニコニコ楽しそうなおじいちゃんです。
背筋もピンと伸びていて、キビキビと棒を振っています。85歳には見えない・・。

人間的に成熟しつつ、肉体は若さを保つという事は最強のパワーを持つ、理想的な年の重ね方ですね。

指揮はゆったりとして必死にならず、余裕があるのに、いつの間にか曲を盛り上げ、惹き込まれて行きます。とても勉強になりました。

そして、引退していたデザイナーのバレンチノ氏がバレリーナのドレスを担当していましたね。

ほっそりとした手足の長いバレリーナに、美しい色のふんわりしたドレス・・・なんて綺麗!
ドレスはこう着なきゃ!

バレンチノ氏と一緒に移動するパグ犬も、可愛い。
昔、バレンチノのセカンドラインでパグのマークのオリバーという大好きなブランドがあったのを思い出しました☆

バレリーナは美術館で踊っていたし(間違って彫刻を蹴らないのかな〜)、ウィーンのお菓子を作るところや、オーストリアの風光明媚な風景も紹介されていて、なんか観光ビデオみたいでした。

ニューイヤーコンサートTV中継って、国家プロジェクトなんだろうか・・。

フレーム
2009年12月21日(月)
世間は・・・

友人の多羅尾さんから、タラオ・ヒイロ・アーキテクツ設計の住宅を一般公開します、というお知らせをいただき、見学に伺いました。

外からの視線を遮りつつ光を取り入れ、部屋の中からは景観も楽しめる為に格子戸を大きな窓全面に付けた、一見和風の住宅です。

一部屋ごとに説明しながら案内してくれました。
大理石のキッチンに桜の床、ヒノキのお風呂、そして北側に大きな天窓が付いた大きな作業台のあるアトリエ。
アーティストである施主は、これから、この真っ白な家にどんな彩を描いていくのかしら・・。


帰り際、多羅尾さんのご主人日色さんに初めましてとご挨拶すると、演奏会にいらして下さった事があるとのお話。(しまった!初めましてじゃなかった・・)
多羅尾さんと私は高校の同級生なのですが、ご主人の隣にいらした方は開成高校の同級生、お話してみると、なんと私の夫と同じ会社で同じテニスクラブに通うご近所さんでした。

「世間って、広がらないね。」
との日色さんの言葉に一同うんうんとうなづきました。

フレーム
2009年12月10日(木)
C5とS400

やっと子供達の風邪もすっかり治って、電話の音に「また学校の保健室から呼び出し・・?」とびくびくしないで過ごせるようになりました。

他の生徒さんたちもそうなのですが、今回のインフルエンザは薬が良く効くので、回復したと思っても免疫力が予想以上に落ちてしまって他の病気に罹りやすくなるみたいです。
お医者さんからは「インフルエンザは治ってから1ヶ月はスポーツや塾は禁止!」ときついお叱りを受けました・・。

今週は、私もやっと自分の時間が持てるようになったので、以前からの懸案だったピアノ選びを再開しました。

今までに私と妹が所有したピアノは、アップライトが3台、グランドピアノが5台。
次は6台目のグランドです。
ですから、今度はちょっと変わったピアノもいいかしらと、ベヒシュタイン、ベーゼン、ブリュートナー、プレイエル、スタインウエイなど、この一年、様々なピアノを弾き比べました。
それぞれに確固たるポリシーがあり、どれもが魅力でしたが、スタインウエイと随分迷って、精緻なアクションや湿度調整等メンテナンスを考慮して、
結局ヤマハに決めました。

ヤマハのグランドピアノもいろいろな種類があります。その中で候補のC5とS400、2種類のピアノをサロンに運んでもらって、一昨日弾き比べをさせて頂ました。
C5は家にあるピアノより大型で、同じラインで製造されているピアノで、S400はコンサートグランドと同じ材料で一台ずつ手作りされています。

2台を弾き比べて、最初の10分くらいは、「まあそれそれに個性があるな。」くらいに思っていたのですが、ベートーヴェン、ショパン、ドビュッシーと弾いていくにつれて、S400の素晴らしく豊かな音色が私のイマジネーションを掻き立て、もう他のピアノを弾きたくなくなりました・・・。
ブラボー、S400!
君の為に貯金をはたきます。

2009年11月13日(金)
新型インフルエンザ?

一昨日の朝、チビちゃんが珍しくゴホゴホ咳をしていました。
前日のサッカーで張り切ってたからちょっと疲れたのかな・・?と思っていたら、かかりつけのお医者さんの診察の順番を待っている間にどんどん具合が悪くなって・・。
普段めったに泣いた事などないチビちゃんが、「呼吸が苦しい。」と泣きだしてしまい、ここでなくすぐに救急病院の方へと言われ連れて行きました。
幸い肺にも異常がなかったのですが、夜は一睡も出来ず、今朝、ようやく熱が下がって笑顔を見せてくれました。

インフルエンザ検査をしていないので分かりませんが、これが新型インフルエンザだったのかもしれません。
容態が急変して怖かったです。

まだ熱が余り出ていないうちに、さっさとタミフルを飲ませれば良かったのかな・・。
まだ罹っていない方、どうぞお気をつけて!!

2009年10月27日(火)
文化祭にてpart2

文化祭シーズンです。

長女の学校の学芸祭では透明感溢れる歌声を堪能。

クラス対抗なので、みんなの必死さがひしひしと伝わってきました。
長女のクラスは2位で“まあ、良かった良かった・・。
じゃあ、おつかれさん!”
とすぐ解散だったそうですが、同じ2位がもう1クラスあって、そちらの方は優勝を狙っていたらしく、クラス全員、コンクールが終了しても、誰ひとり椅子から立ち上がる事が出来ずに会場に残っていたそうです。
いいなあ、青春ですね。

雨の週末、門下生のY君がやはり文化祭で、学校のホールでピアノを演奏するという事で聴きに行きました。来年度のサレジオ学院文化祭実行委員長のH君も一緒です。
音楽科があるわけではないのに、照明PA完備の本格的な音楽ホールがあることにまずびっくり。

“王子”といわれているY君、やはりとても格好良かったです。クライマックスを歌い上げるスケールの大きい演奏でした。

Y君の演奏が終わり、コンサート最後の演奏者を最前列でY君と並んで聴いていたら、ピアニストがふと目を上げてこちらの方を向き、少し驚いたようでした。
その方とは、演奏前に少しお話をしたので、「あ・・・、目立つところに座ってしまって申し訳なかった・・。」と思った次の瞬間、今度ははっきり目線をこちらに合わせて、にっこり微笑んでくれました。ワルトシュタインの第1楽章を弾きながら・・・!(とても忙しい曲なんです)

驚いた〜!キラースマイルってこれなんですね。
私たちは真っ赤になってうつむいてしまいました。

2009年10月8日(木)
優勝おめでとう!

大型台風接近中!外は凄い風です。
被害が少ないと良いのだけれど・・。

さて、先月三重県鈴鹿サーキットで行われた自転車の大会で小田裕貴くんが優勝しました!http://suzuka8h.powertag.jp/2009/report/02_1.html

裕貴くんは私の門下生で、小学生の時から国立音楽大学入学までレッスンを続けました。
ピアノを首席で卒業、また、ピアノに劣らない程の素晴らしいバリトン歌手でもあります。
現在は、音響関係の仕事と自転車レーサーを両立されています。

今回、昨年に続いて、こんなに立派な成績を残す事が出来て本当に良かった!

おめでとう!!

次回の発表会でも、演奏の撮影をしてくれます。
朝から客席の後ろの方にいてくれると思うので、お話したいとかサインが欲しいという方は、どうぞ遠慮なく声をかけて、是非応援してあげて下さいね。

2009年9月21日(月)
文化祭にて

絵や彫刻など美術品を鑑賞する時、その芸術はどんなに近づいても―たとえ手で触れたとしても―
それは私たちの外にあります。


でも、音楽は・・。


演奏する時、作品は、まさに私たち演奏家自身の中にあるのです。

それが、楽譜を残すだけでは成り立たない、再現性が必須条件である音楽の特性です。

そして、この特性が何百年も前の天才の芸術を日々、生き生きと、現代の私たちに蘇らせてくれるのです。

昨日は、門下生Hくんの文化祭での演奏会を聴きに行きました。
Hくんの情熱的なピアノには、いつも“音楽を演奏する歓喜”が横溢していますが、今回、さらに、作品が演奏者と一体となった時の強烈な力を感じました。

現代を生きている彼の、“今”がダイレクトに伝わってきました。

とても素晴らしかった!

2009年9月6日(日)
ル・ロゼ

スイスにあるボーディングスクール(寄宿舎つきの学校)にル・ロゼという世界最高の学校があります。
日本で言えば中学、高校です。

世界中のセレブリティの子女が集まる徹底した少人数制の授業で、休暇で家(宮殿?)に帰る時は
大抵はプライベートジェットだとか・・・。
以前に本や新聞で読んだ事があって、どんなところなのかとても興味がありました。

昨日、私が教会でピアノを弾いた時に、お手伝いのボランティアとして、そのル・ロゼ在学中で16歳の男の子が来ていました。
彼もピアノを弾くそうで、親切に声をかけてくれたので、いろいろな話を聞くことが出来ました。

自然体で堂々としていて、凄いオーラが出てました。
やっぱり世界最高の高校・・・!

フレーム浜離宮朝日ホールにて〜
2009年8月28日(金)
夏の思い出

長い夏休みも終わり、朝、子供の背中を見送ると静かな午前中が帰ってきました。
子供達の可愛い顔をずっと見ていられる休みもいいけれど、自分の仕事に集中できるこの静けさも捨てがたいものです。

今年の夏は大きな地震や台風があって天候も不順だったけれど、後半はそんなに気温も上がらず過ごしやすく穏やかでした。

門下生たちもそれぞれキャンプ、ボランティア、旅行、部活、夏期講習・・・と元気で充実した夏休みだったようです。
我が家では、長女はマイペースでのんびり勉強し、次女は朝から暗くなるまで公園で汗びっしょりで遊び、夫は2年ぶりにテニスを再開しました。

昨日は夏休み最終日、ピティナの全国決戦大会で
素晴らしい演奏を聴かせてくれたひろとくんとお母様とささやかな慰労会。

きりっと冷えた黄金色のシャンパンの“幸せの味”を
堪能しました!

フレーム
2009年8月19日(水)
土用干し

このところ台風や熱帯のようなスコールがあったりで、なかなか晴天が続かなかったけれど、やっとお天気も安定して、今、梅を土用干ししています。

最近の市販の梅干には、なぜかりんごが入っていたりして、私は食べられないので、おととしから自分で作っています。


梅を干すついでに、梅干作りの途中で出来る梅酢をお皿に入れて天日で干すと、綺麗な四角い塩の結晶が出来ます。


この前の旅行先で、霜降りのステーキにこの梅の塩が添えてあって、そのおいしかった事といったら・・・!!


もう、忘れられません。

フレーム
2009年8月7日(金)
ありがとう、ひろと☆

夏、真っ盛りです。

元町公園で巨大ひまわりを発見!
身長164cmの私の背たけの倍以上です。
ここのプールには、晴れた日にはほとんど毎日通っています。
泳いでいる人たちは、水着の面積がとても小さい人が多くて、その上スタイル抜群。
ダイエットの良い刺激になります。

さて、昨夜は素晴らしいニュースが飛び込んできました。
ピティナ・コンペティション地区本選を勝ち抜いて、
門下生・ひろとくんが、見事全国大会に出場する事が決定しました!

ご家族やひろとくん自身、他の門下生や、もちろん私も、日本のトップレヴェルを肌で感じる事が出来る貴重な体験になります。

いつも自由奔放で、繊細な、可愛い小さな天才くん、おめでとう!そして、ありがとう☆


2009年7月22日(水)
自分で決めるということ

日蝕は、横浜では曇り空で見られませんでした。
前の晩に家族で観察用スコープを手作りしたのに・・残念。

昨日は、長女の英検2級の合格通知が来ました☆

今までは合格点ぎりぎりだったけれど、今回はかなり余裕があったので、すっかり気が大きくなったようで、
「10月に準1級を受けるようかな。」
と野望を抱いているみたいです。

長女には、小学校一年の時から、毎日15分間、NHKラジオの基礎英語を聞く事は強制したけれど、英検を受けてみたらと勧めた事も1度もありません。
本人から言い出すのを何年も気長に待ちました。

ささやかな事でも、子供たちは自分で選んだ道を、自分の足で歩むという実感を持ちたいものです。

周囲の大きな期待に洪水のように流されて、漂流してしまった例は少なくありません。

生徒や子供たちに
「あなたはどう思うの?」
と尋ねる余裕を持っていたいと思います。

2009年7月20日(月)
1Q84

話題の村上春樹の新作、1Q84をやっと読みました。

驚いたのは初版から1ヶ月ちょっとですでに12版になっていた事!

いつからこんなにすごい人気作家になったのかな・・。
ノルウェイの森から・・?


いろいろな作品が翻訳されて、世界中の人にも読まれているのだけれど、こんなに大勢の人たちの共感を得ている事が不思議です。
みんなそんなに深い孤独感を抱えて生きているものなの?!

・・・とは言っても、私も村上作品はほとんど読んでいるディープな読者の一人です。

彼の作品には、いつも香り立つような素敵な音楽が流れています。

1Q84は、何だかちょっとハードボイルドな映画にもなりそう。
いいところで、CM・・・みたいな終わり方をしているので、まさかこの2冊で終わりっていう事はないでしょう?!
秋・冬編を書いてくれるのを待ちたいです。


今回こんなに話題になった新刊になかなか手が出なかったのは、ルビンシュタインの後半生の自伝
「神に愛されたピアニスト」に没頭していたから!

30歳から半盲目になった90歳くらいまでの圧倒的な、華々しい、凄まじい半生。

ピカソ、ラフマニノフ、キュリー夫人、ケネディ大統領、チャップリン、ストラビンスキー、ホロビッツ、シャルル・ボワイエ、アインシュタイン、エドワード8世とシンプソン婦人、ヴィラ・ロボス、プロコフィエフ、ハイフェッツ、ココ・シャネル・・・etc.
様々な人々との生き生きとしたエピソードを縦糸に、そしてピアニストとしての素晴らしい活躍を横糸に、
家族に対する温かい思いやたくさんの女性たちとの恋を交えて、一人の人間がここまで壮大で幸福な人生を送る事が可能なのかと感嘆する、見事な自伝です。

何回も何回も読んで、好きなところをコピーして、毎朝ミッションスクールの子供たちが聖書を少しずつ読むように、1節ずつ噛み締め・・と2ヶ月が過ぎました。

難を言えば、この本、どこにも売っていないのです。
図書館でやっと見つけて・・。
また延長の申請をしなきゃ。

フレーム
2009年6月29日(月)
本屋でも始めるの・・?!

このところ、長女の学校の定期試験や英検、模試の勉強を見てあげています。
夕食を終えて、コーヒーを飲みながら、私が参考書を読んで聞かせます。
なんか、読書サークルの“朗読会”みたい。

これが結構頭に入るそうです。

英検はやっと2級を受ける気になったので、私が面接官役で面接の練習。


大手塾の模擬試験は、生徒さんのお母様の勧めで初めて受けたのですが、ホント、難しい!

勉強しようにも、手持ちの教材では、全くお手上げです・・。
紀伊国屋に行って大学受験用の参考書をどっさり買い込みました。


この夏は、プールサイドで“読書会”になるかしら・・。

2009年6月5日(金)
ある日のレッスンにて・・。

ソナチネなどの基礎的な教材を終えて、モーツァルトやベートーヴェンの小さなソナタや、ロマン派の小品を何曲かこなすようになると、レッスンは大きく変わってきます。

それまでは、短い初心者の為の曲を数多くこなし、
さまざまな技術を身につけることを優先させます。
が、その後は、取り組む楽曲が内容の濃い、大人向けの作品になり、また規模が大きくなります。
ページ数で言えば、1曲が今までの10倍くらいの長さでしょうか。

ですから、まず、自分が真に共感でき、心から愛する曲を選ぶ事が、何よりも大切だと思います。
そして、勉強しながら理解を深め、愛着のあるレパートリーとなるよう、長い間曲を覚え、弾ける訓練が必要です。

これらは、意識的な、とても大きな方向転換です。

私は、この方向づけが非常に大事だと考えています。(しかし、このようなお考えの先生はごく少数ではないでしょうか・・・。残念な事に私の周りにはいらっしゃいませんでした。)

生徒の皆さんは、私の考えをびっくりするほどよく理解してくれます。(もちろんこのレヴェルに達するには、相当頭脳も明晰なのは分かっているつもりですが・・。)

先日のレッスンでは、門下生がベートーヴェンの悲愴ソナタを演奏してくれました。全楽章、約20ページです。
若武者が駆けて行く様な躍動の第1楽章。
第2楽章では、あまりの清らかさに思わず涙がこぼれ、風のように始まった第3楽章は、鮮烈な音の矢が無数に突き刺さりました。

私は、完全にノックアウトされてしまい、足元にひざまづいて、素晴らしい“神の手”に口づけしたくなりました。
(もちろん、しませんでした。良かったよと握手しました☆)

小さかった頃、私が簡単に弾けるよう編曲した手書きの楽譜をニコニコしながら弾いていた日から、随分遠くまで来たんだな・・。

家に帰って、長女に、
「今日、Kちゃんが本当に上手で、すごい良かったんだよ!」
と話したら、
「何を今ごろ・・・?」
とあっさり言われました。

確かに。

この前の発表会のリハーサルでは、Kちゃんの演奏を聴いて、リハの間中ずっと泣いていた子がいたくらいでしたから・・。

2009年5月25日(月)
オーディション

門下生たちも中学生になると、レッスンの時に学校の合唱コンクールの伴奏譜を持ってくるようになります。

最近の中学校では、音楽ホールを借りて、父兄を招いて大掛かりに行う事も多く、
伴奏者に選ばれるのは名誉な事で、希望者が多いため投票やオーディションで決められるそうです。

中学生のAちゃんは、去年の校内合唱コンクールで
大活躍、“伴奏賞”のトロフィーを獲得しましたが、
今年は他にも希望者がいてオーディションになりました。

先生の前で演奏し、Aちゃんの方が、リズム感がよく、素晴らしかったという事で選ばれたのですが、落選した人が泣きながら「あと1週間下さい!」と頼んだそうで、二人でもう一度オーディションをする事になったそうです。

私はその話に、
「随分寛大なんだね〜!抗議しなかったの?」
とAちゃんに聞くと、それで相手が納得すれば良いという返事。
私が中学生の時だったら、「ふざけるな!」とけんかしているところだ・・大人だなぁ・・と感心したり反省したり。

そして先週、2度目のオーディション。
相手の子はかなり上達していたそうですが、やはりAちゃんが選ばれました。
今度は泣きながらも相手は納得したそうです。

「Aちゃん、最高にかっこいい結果になって良かったね!でももし、また相手がもう一度って言ったらどうするつもりだったの?」
と聞くと、
「その時は譲るつもりでした。」

パーフェクト!脱帽です。

2009年5月19日(火)
スポーツイベント

週末はスポーツイベントでした!(とは言っても私自身は全然体を動かしていないのだけれど・・。

まず、土曜日は
長女の中学最後の体育祭。

「願わくは、高校はソーラン節のないところがいいなあ。」
と言いながらも、9年間続けた“ソーラン節”の踊り収め。溌溂として楽しそうでした!

お昼ごはんは、校庭で家族と食べるのですが、長女のお友達が5〜6人、
「一緒に食べても良いですか〜?」
と、賑やかな昼食になりました。

せっかくの体育祭なのに、ご両親が来られない子達がこんなにいるのかしら、可哀相に・・・と思っていたら、後で一人を除いてみんなご家族がいらしているのが判明しました。
いいのかな〜。
もし長女がよそのご家族と一緒にご飯食べてたら、私だったらかなりショックかも・・。

いろいろな人とお話して、子供達の張り切りようを実際に見て、3年目にしてようやく学校の様子が良く分かった気がします☆

日曜日は近所の公園で、次女の所属するサッカークラブのイベントがありました。
行ってみると、春に新潟に引越しをしたお友達が!
子供を連れてこの日の為に、車をとばして駆けつけたそうで、偶然の再会に大喜びしました。

イベント終了後、この親子とサッカーのコーチたちを家に招いて、思いがけず楽しいティーパーティになりました。

いつも次女を教えて下さるコーチの他に、初対面のコーチがいらしたのですが、その方がサッカー選手としての素質の見分け方について
「まず、目に見えるもの―足の速さや体格や技術―、それから、目に見えないもの―精神的な強さ―があって、どうしても、目に見えるものの方を重要視するけれど、それだけでは伸びませんね。
メンタルの強さももちろん必要だけれど、僕は一番大事なのは、心だと思います。」

と、これは音楽の話じゃなくて、サッカーの事?
と驚くような話をされたのをきっかけに、すっかり意気投合して、時間のたつのも忘れて話し込みました。

とても楽しく、気分が良かったので、彼らの為にピアノを演奏したら、とても喜んでくれました。
そういえば生徒以外で“誰かの為”にピアノを弾くのは本当に久しぶりです。

もうちょっとうまく弾けたら良かったんだけどね。

2009年5月9日(土)
「華麗なる旋律」を読んで。

探していたアルトゥール・ルビンシュタインの自伝
『華麗なる旋律』をようやく古本屋で見つけました。


全部で約580ページ。
いまどきの本みたいに字が大きくて余白だらけじゃなくて、1ページが2段になっていて小さな字でぎっしり。

この分量で、まだまだ、ルビンシュタインの30歳くらいまでの話です。

彼は、一度楽譜を見ればすぐに暗譜が出来たそうですが、これがどんなに非常識で、ありえない事かは、ピアノを弾く人なら分かるはず!

この怪物的な記憶力は、幼少時まで、1日刻みで記憶をさかのぼる事が出来るので、その時に会った人たちや、感じた事が実に詳しく書かれていて、読んでいると自分もあたかも、彼の壮大な人生の一部になったようです。

親元を離れて、学校にも行かず、特別な教育を受けている“神童・ルビンシュタイン少年”に、ストラビンスキー、パデレフスキー、ピカソ、ファリャ、ティアギレフなど、たくさんの芸術家や、王族、貴族たちが
、強い磁力にひきつけられる様に集まります。

ある時は贅を尽くしたパーティー三昧の日々、
ある時は1文無しで日々の食事にも事欠き、
また王族の為に演奏したかと思うと、
娼館で女たちを喜ばせる為にピアノを弾き・・という、ジェットコースターのような毎日を送ります。

ベルリンで、貧乏のどん底になって、パトロンからも見放された(後に誤解だと分かるのですが)ルビンシュタインは、自殺を決意し、ベルトで首をくくろうとします。
ベルトは切れ、幸いにも未遂に終わります。

音楽によって再び生きる力を得た彼は、その貴族のパトロンから多額の援助を受けます。

彼はとても感激してこう叫びます。
「僕は、素晴らしく立派な考えを思いついた!
このお金で・・。」
と書いてあったので、私はてっきり
「定期預金を作って、2度と貧乏にならないようにします。」
とでも言うのかな・・?って思ったら
「一緒に思いっきり贅沢な旅行をしよう!
お金は人生を楽しむ為にあるんだ!」

・ ・ ・ 懲りない人だ 。


ルビンシュタインはもう亡くなってしまったけれど、演奏をCDで聴くことが出来ます。
なんという幸せでしょう!
帝王のような風格と生き生きしたエネルギーを感じます。

どの演奏も大好きだけれど、12歳の時から弾き続けていたという、ブラームスのピアノコンチェルトが気に入っています。

とても才能があり、私のインスピレーションの源でもある門下生がこの難曲を一緒に勉強しようと言ってくれました。
ルビンシュタインに思いをはせながら・・、そしてきっと、また新たな魅力を気づかせてくれると期待してます。

フレーム
2009年4月23日(木)
ミルラ香・考

温かい雨が降って、まぶしい太陽が照りつけ・・・という日を繰り返しているうちに、あっという間に木々が青々として来ました。

いつの間にかバラもたくさんの蕾をつけています。

この写真は家の小さな花壇に今年1番に咲いたアンブリッジローズ。
このバラはイングリッシュローズで、蕾はビー玉くらい小さいのに、咲くと花びらが何層にも重なってとても大きくなるのです。

それから、イングリッシュローズの特徴でもある香りがとても強い。
この香りはミルラ香と呼ばれていて、没薬の事なのだそうです。聖書によく出てくる“没薬”ってこの香りなんだ!
初めて知りました。

ちなみに“ミルラ”の語源はミイラで、ミイラの腐敗防止にも使われていたそうです。

今玄関に飾ってあります。
レッスンにいらした方、どうぞ匂いを嗅いでみてくださいね。
素晴らしい香りですから・・!

2009年4月12日(日)
キーシン・リサイタル

昨夜は横浜みなとみらいホールでキーシンのリサイタル。
CDの、あの完璧!な演奏を是非ライヴで聴きたかったので、とっても期待して出かけました。

1曲目はプロコフィエフのロミオとジュリエット。

いきなり、可憐な少女が舞台に駆けてきたみたい。
柔らかで玉を転がすような音色に、
はっとさせられました。
“モンタギュー家とキャピュレット家”は、2家の対立の激しさが、私の中では剣と剣がガシッとぶつかるというイメージでしたが、地鳴りの如く軋むような重々しさでした。
やっぱり、ロシアの人なんだな〜!

次のプロコのソナタ第8番は、楽譜では48ページ。
おまけに、超難しい・・・。
実際には不可能なはずの“永遠に続くクレッシェンド”を第3楽章で聴かせてもらいました。
人間技じゃないよ〜。

休憩後はオールショパンプログラム。

まず幻想ポロネーズ。
これもまた、難曲。
“旅に病んで夢は枯野をかけ廻る・・・”
という感じがします、この曲は。

転調につぐ転調、狂気で混乱する様々なモティーフ・・。いったいどうやったら人前で弾けるのかと、練習している時によく思いました。

キーシンは、夢の中にいるように、でも清々しく、冗漫さを全く感じさせずに演奏したので、とても短く感じました。

次は、口直し(?)の短いマズルカを3曲。
嬰ハ短調は、ホロビッツの演奏にちょっと似てたかも。

最後はショパン・エチュード。
作品10からは1,2,3,4,12(革命)
25からは5,6(3度),11(木枯らし)
大好きな曲ばかり。

弾けるものなら、こんな風に弾きたい!と憧れるような演奏でした。

大きなグローブみたいな手で、鍵盤をさーっとなでるだけで、あの嫌な幅の広いアルペジオも、もつれそうな半音階も、ずれそうな3度の重音も、いとも簡単に演奏しています。
木枯らしの右手の速いパッセージなんか、ものすごいff。

でも、その圧倒的なテクニックを上回る豊かな音楽性に触れ、会場のあちこちからすすり泣きが聞こえました。

聴衆は、エチュードがどんなに難しいか知ってるのでしょう。感嘆と敬意の惜しみない拍手を送っていました。

演奏会というより、“キーシン体験” でした。

門下生にも聴かせたかった・・!

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2009年4月10日(金)
桜、満開!

今年の桜は、随分長い間咲き続けています。
今は、まるで雪みたいに花びらが舞っています。
過剰なほどの、豪華さ・・・。
近所の公園もすご〜い人出です。


チビちゃんの入学式も満開の桜が見守ってくれました☆

2009年3月31日(火)
本屋さん大好き!

発表会から1週間たって、ようやく疲れも取れ、アドレナリンも収まってきたみたいです。

サッカーをして、ショッピングして、ずっと行きたかった本屋に行きました。


福岡伸一、村上龍などの気になっていた新刊を5〜6冊は、立ち読み。
私は簡単な本なら、結構早く読めるのです。

以前、日経新聞に福岡伸一氏の音楽に関するとても素敵なエッセイが載っていたのですが、新しく出た“動的平衡”の中でその内容と重なるところがありました。
グールドのゴールドベルクを聴きながら、この本をお書きになったのかしら・・。

それから、“ファインマンの手紙”
と“バレンボイムの音楽論”は購入しました。

コーヒーを飲みながら家でゆっくり楽しもうと思ったのですが、聖書みたいに厚い本だったのに、夢中で一気に読み終えてしまいました。

“ファインマンの手紙”は物理学者のファインマン博士が家族や友人、一般の方に当てた書簡です。

ファインマン氏の別の本で、若くして病死した彼の奥さんについて、
「例えば、不老不死の宇宙人が地球に来て、たかだか何十年という短い生しか受けない地球人が、少し早く死ぬからといって大騒ぎして、悲しんだりするのを見たら、奇異に思うだろう。」
というような少し突き放したような見方をして、奥さんが亡くなっても淡々と仕事をこなしていた様子が書かれていました。

でも、この本では、亡き妻に宛てた絶望の手紙が載っていて (でもこんな手紙、世界中の人に読まれるのは、ちょっと可哀想)、どちらも共感できました。

他にも、素晴らしい言葉がいっぱい。

バレンボイムの方は、なんと、先日発表会の挨拶で紹介したエッセイが出ていて、英文だったのですごい時間をかけて読んだのに・・翻訳されてた・・・・。
ガックリ。
(でも、誤訳発見!a-mollはロ短調じゃないよね。)

それから、バレンボイムは、13歳の頃からスピノザを愛読していたそうです。
天才、神童ピアニスト、モーツアルトの再来、というイメージが余りにも強すぎたので、子供の頃からそんな知的、哲学的だったなんて!
嬉しい驚きです。

私にとっては、この二人がアイドル!
理想の男性です・・☆

2009年3月24日(火)
発表会無事終了!

おとといの日曜日、発表会が無事に終了しました!

2年続けて雨でしたが(雨女か雨男がいるの?)、
事故やトラブルもなく終えられた事がまず第一。

高熱、水疱瘡、おたふくかぜ、貧血、悪心、腰痛、突き指・・・、ここは病院?っていうくらい具合の悪い子が多かったけれど、全員本番で演奏出来た事が、本当に良かったです。
だって
この日の為に、精一杯練習したのですから!

今は、自分の演奏に満足の方、不本意な出来だとブルーになっている方、それぞれだと思います。

音はすぐに幻のように消えてしまいます。

しかし、その瞬間、その場にいあわせた人にしか感じられない何か―気のほとばしり、波動・・といったものは、まるで心を直接ドンドン叩いてくるようです。

そんな風に、人を揺さぶる演奏が出来たとしたなら、自分自身で納得の行く演奏が出来なくてもいいじゃないかと思います。

誰かの前でピアノを弾く時、その演奏は弾き手を離れて、聴き手の物になるのですから。

お聴きになったお客様は、皆さん本当に良い演奏だった、感動した、楽しかったと、口々におっしゃってくださっています。
私の元には、山のように、お褒めの言葉が届いています。
皆さん、賛辞をありがたく、受けて下さいね。

2009年3月19日(木)
ホワイト・デー☆

先日はホワイトデー。
みんな気を遣ってくれて、プレゼントを下さって・・!
こころが温かくなりました。
ホントに嬉しかったです

今年は珍しく、というか初めて、中学生の長女が同級生たちにチョコを配っていたようですが、
「ホワイトデーのお菓子もらった〜!」
と持って帰ってきたのは、手作りクッキーに手作りマフィン、手作りパイ・・・。

なんと、お返しは全員手作り!


今の中学生の男の子って・・みんなお菓子作りをするの??
みんな何をアピールしようとしているのかしら?!

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2009年3月12日(木)
リハーサル

先日、ひまわりの郷ホールで発表会リハーサルを行いました。
妹と私の門下生、初顔合わせです。

お互い、相手がものすごく上手に思えたようで、良い刺激になりました。
これはまずい!と最後の仕上げに熱が入ったようです。

自分が弾き終わったら、いつ帰っても結構ですとお話していたのですが、皆さん、他の方の演奏もじっくりお聴きになっていらして、感心しました。

特に5歳のお子さんが、3時間以上身じろぎもせず演奏に聴き入っていたのには、驚きました。

こういう方は、これからきっと、相当上達するでしょう!

私も初めて、全員の方の演奏を聴きましたが、みんな相当練習を積んでいる様子が伺えて、気持ちがピリッと引き締まりました。

あと10日、楽しみです。

2009年3月2日(月)
何を目指すのかな?

長女の通っている英語のH塾、小学校6年の3月から始めたので丁度2年間になりました。

中学2年の夏までに文法はすべて終えて、今は小説やエッセイの読解、英作文が増えているようです。


宿題の量もどんどん増えてきて、学校に持っていって休み時間にやらないと間に合わないみたい。


手伝いたい気持ちはあるのだけれど、
「ママが教えてくれたところは全部バツだった。」
と、最近はとんとお声がかからなくなりました・・。


先週の授業では、なんと生徒がたった4人だけだったそうです。
中学一年の最初の頃は、教室に入りきらないくらい、ぎゅうぎゅうづめで、70人以上はいたはずなのに・・。
すごい勢いで、振り落としにかかっている様です。

センター試験レベルの問題や東大の過去問などをやっているそうなので、難しすぎるんじゃないかしら。

このまま加速度的に難易度が上がっていくと、残っていける生徒がとっても少なくならないのかな?
塾の経営的にはどうなんだろう?
最終的には、どこを目指しているのかしら?

素朴な疑問がたくさん湧いて来ます。

出来れば、長女に頑張って高校3年生まで続けてもらって最後まで、見届けたいな!

2009年2月14日(土)
親の鑑

賢くて、学業優秀、優しくて素敵な人柄、スポーツも得意。そして、大人顔負けのピアノを弾く。
こんなスーパーマン・スーパーウーマンみたいな方が何名も門下生にいらっしゃいます。

どうしたら、あんな風になれるのですかと、様々な方にご質問を受けますが、こちらの方が聞きたいくらい!

でも、最近、そういう方たちの親御さんには共通項があるのに気が付きました。


ご家族の方が、明るく、上品で謙虚。


私だったら大いに自慢しそうな自分の子供の事も、
「全然ダメなんです〜。」
とおっしゃって、皆から絶賛されて、さすがに謙遜するわけに行かない時にも、
「先生のお陰で・・。」
とあくまで控えめ。

良い子達を育てる為に、私も頑張って見習わなくちゃと思うけれど、なんて難しい!

2009年2月8日(日)
☆サクラ・サク☆

今年の大学受験生 M子ちゃんが、フェリス女学院大学音楽学部ピアノ科に現役合格しました!

彼女が私のところに初めていらしたのは、中学2年生の時。
才能の豊かな方でしたが、先生には恵まれなかったようでした。

子供の頃から、古典、ロマン派、近現代とバランスよく、吟味された選曲で勉強することは、ピアニストとして様々な技法
を学んでいく上で、とても重要です。
例えば、バッハを弾いて対位法をマスターする事は、他の作曲家の作品を演奏する上でも必須条件です。

また、定期的に人の前で演奏する機会も、欠かせないもので、本当に多くの事をここから学ぶことが出来ます。

彼女には、残念ながらこの2つが欠けていました。

経験不足はコンクールに続けて出る事で補い、欠けていたレパートリーを易しい小品から忍耐強く練習して来ました。
きっと、悔しかったり、砂を噛むような思いの時も、あったかもしれません。

本当に、よくここまで頑張れたと思います。

様々な選択が結果的に上手く働き、私も良いお手伝いが出来ました。

これからは大学の先生に可愛がってもらって、思う存分才能を開花させて欲しいと期待しています。

本当におめでとう!

2009年1月8日(木)
☆明けましておめでとうございます☆

今日から、子供達を学校と幼稚園に送り出して、冬休みも終わりです。

このお正月は、天気同様、穏やかな毎日でした。

まず、一族総出で、修善寺温泉へ。
一年の疲れを洗い流し、元旦は珍しく初詣。

その後は、いつものように福袋を買って、百人一首をして、やり残した大掃除をしました。

さて、今年のウィーンフイル・ニューイヤーコンサートは、私の大好きなバレンボイムの指揮!

トップサイドに女性が座っているのに、まず驚きました。初めてじゃないかしら・・。

それから、子供達のバレリーナも天使のようにかわいらしくて、素敵でした。

特に、楽しかったのは、ハイドンの告別。
演奏中に楽団員が一人ずつ退席してしまう様子が可笑しくて、会場の聴衆も笑っていました。

美しくて、力強いワルツに心躍らせて、笑って、手拍子をして・・・本当にウィーンフィルのニューイヤーコンサートは、一年の始まりにふさわしい、大人の極上の娯楽!

一度、生で見たい!
2008年12月1日(月)
和洋折衷

週末、教会での結婚式のお花は、モルナールさんとおっしゃるオランダ人の方が、担当されました。

この方は写真集も出されていて、山手の洋館のクリスマスアレンジもなさっている有名な方だそうです。

「“森の中の教会”というイメージで」という新郎新婦からのリクエスト通り、木の葉がさらさらそよぎ、カサブランカのアーチをくぐると清々しい香りに包まれる、素晴らしいアレンジメントでした。

枝ものは日本の木を使っているので、少し和風な趣もあり、それが何ともいえず洒落ていました。

インテリアなどでも、例えば漆器など和風の物を上手く取り入れる外国の方が私の周りにもいらっしゃいます。


フランス人の話す英語のように、ちょっとした“お国なまり”が、魅力になるのではないかしら。

日本人の演奏する西洋音楽もやっぱり、そんな風に素敵だと思います。

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